ギャラリーフェイク『二つの相続』
絵の鑑定に法律、フジタの趣味のパチンコと、様々なものがからんで二転三転するこの話。フジタの住んでいるアパートの大家さんが死んだところから全ては始まった・・。
死んだ父親が絵のコレクターだった
残された絵には500億もの値打ちがあった。しかし一生かかっても払いきれないほどの相続税がついてくるという・・・・。
そこで何とか絵だけ手に入れて相続税を逃れるすべはないものかと相談するが・・・
税務署の目をごまかそうという計画
自分の持っているニセモノと申告した絵を入れ替える、というフジタ。ところが、この後、税務署が自分の絵を鑑定するかもしれないという情報を手に入れる・・・!
急遽、計画を変更するフジタ
自分の贋作、と見抜かれる恐れがあるフジタは計画を変更。
ニセモノを申告するのはやめて、本物を申告し、それは評価の低い作品にする、と言う。しかし絵の持ち主は、家族にも内緒で独り占めしようと悪あがきするのだった・・。
絵の鑑定をする三田村館長
息子の所行に怒った母は全て作品を美術館に寄付することに決定した。しかしお気に入りのドガだけはこうしてこっそりと手元に残したのだった・・・・。