ギャラリーフェイク『狙われた天守閣』
この話では知念が再び登場する。
個人で所有している城に目をつけ、『まさに国宝にふさわしい』と勝手に決めてしまうのだが・・・。
個人で城を管理していくのは大変だった
フジタは最初、刀を買いに来て『500万ならひきとりましょう』と言うのだが
『それは2千万の価値はあるはず!』と城の主である、中臣氏とまったく折り合わなかった。フジタはそこでかなり資金繰りに苦労していることを察するが・・・。
城の持ち主として代々管理している中臣家。
持っているものを売り払ってまで城を維持して来たが、ドンドン追い詰められていく・・・。
もはや城の維持は限界だった
『城を売る』という主人をみかねた甚助(じんすけ)は刀を持ち出し、これもつけますから『何としても刀を買ってもらって資金を何とかしたい』と言う。
喜ぶ知念をよそにフジタは何と城を「借りたい」と言い出す。
そこで、フジタに城を預けるか、国宝として知念に渡すかを勝負する事になる・・・。
再び知念vsフジタ
どちらがより審美眼がすぐれているか、を刀の作者をあてる入札鑑定という勝負で城の所有者を決める事になった。
五分五分の戦いが続く
入札鑑定は、当たるまで何度でもくりかえす。
フジタが城を借りたいと言ったのは、ある目的があった。
知念とフジタ・・・・果たしてどちらが勝つか・・・は本編でどうぞ。