ギャラリーフェイク『ペルシャの秘宝』
人間国宝と言われる陶工、加藤甚九郎(かとう・じんくろう)。その時、露天で偶然手に入れた陶片に魅せられ、何度も作ろうと苦心するが全く成功しない。
そこで、件のGメンがフジタに助けを求めたのだった・・・。
フジタのだした答えとは・・・
『いくら名人でもこのラスター彩陶を作るのは不可能』と言うフジタ。
ラスター彩陶とは、イスラムでわずかの期間作られた事もあった、製法もわからない幻の名陶だった・・・・!!ラスター、とは陶器の表面のキラキラした光沢のことを言う。
盗掘者と間違われるフジタ
ラスター彩陶をめぐって中東までやってくるフジタ。しかし、盗掘者とまちがわれ、追って来たサラはとっさにフジタをかばう・・・。そしてついに2人は結ばれる・・・・・?!
そしてついに・・・
陶器を焼くための釜をつくり、ラスター彩陶を作るために奮闘するフジタ。
自分の持てるデータを駆使し、ついにラスター彩陶を作り上げる。
自らもまた中東へ・・・
イスラムと日本では気候や土の成分がちがうために、日本でラスター彩陶を作り上げるのは困難、というフジタの意見は変わらなかった。しかしあきらめられない人間国宝は知念の止めるのも聞かず、ついに旅立っていく・・・。しかし別に海外へ行ったってかまわないと思うのだが・・・。