まんが道 3巻

 

まんが道 (3) (中公文庫―コミック版)

まんが道 (3) (中公文庫―コミック版)

 

   

 ついに2人の学生時代も終わろうとしており、卒業試験を終えた2人は上京して出版社へ原稿を持ち込む。

 

  自分たちの作品を出版社に持ち込む2人

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  『ユートピア』という初めての大長編を書き上げた2人は、東京の出版社へ持ち込み、編集長に読んでもらう。その間、2人は雑誌を渡されるのだが、果たして自分たちの作品にどのような評価が下るのか、気が気でない。

 

  結果的には、非常に高い評価をもらえるのだが、『今のところ、雑誌に掲載するスペースがない』と言われ、それなりに満足した2人はひきあげるのだが・・・。

 

  編集長には却下された2人だったが・・

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  帰りぎわに手塚治虫に会い、やはり高く評価されて、幸運にもこの作品を出版社に紹介してあげようと言われる2人は、大満足して帰る。

 

 この後、この作品は何と単行本になって2人の前に現れるのである!

 

   霧野涼子は自殺した?!

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 なぜ彼女が自殺したのははっきりとはわからないのだが、どうも失恋が原因らしい、と後で満賀道雄は知る。

 

 常にマンガ家になることを応援してくれ、自分を何かと気遣ってくれた霧野涼子が自殺した事に満賀道雄は激しいショックを受ける。そうはいってもそれほど親しくしていたわけでもないので、何が何だかわからないまま満賀道雄は高校を卒業するのである・・・。