私を月まで連れてって!『エスパー戦記』
ちょっとこの話は、最初の頃には混乱しているのだが、このころから安定したオモシロさが出てくる。
テレパシーで誰かの声が聞こえてくる・・・
寝ていると、ふと誰かの声がテレパシーで聞こえてくる。超能力者の彼女は意識して人の心を読む事ができるのだが、意識していなくても誰かの心模様を感じとってしまう事もある。
ついに、テレパシーの主を見つけたニナ。
超能力を使って悪事を働こうとする彼を、何とかしなくてはとニナは悩むが・・・。
超能力者としての孤独に悩んでいた少年、ジョン。
秘密警察のフリをして、ジョンに近づき、本音をさぐるニナとダン。このジョンは、実際には気が小さく、自分の境遇に不満な孤独な少年だった・・。
ジョン少年はアーチーと友だちになる・・・
『ジョンはいい友だちをもって、己との戦いから脱却すべき』と思ったニナは、自信家のアーチーに暗示をかけ、ジョンと友人になるべくもっていく。
そして『特別な少年』どうしの友情が始まるが、意外とそれが普通の少年らしいアホなやりとりだった・・・。