『項羽と劉邦』横山光輝のもう1つの傑作

 

 ブログでは紹介出来なかったが、韓信から元帥に変えられた魏豹。この後もちょくちょく出てくるのだが、無能な上に、今後、劉邦を裏切り続けるのであるが、劉邦はどうやら全く人を見る目はなかったようだ・・・。 

  

名将の1人、王稜(おうりょう)

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 別の国を攻めるために韓信劉邦のもとを離れる。その後を任されたのがこの王稜(おうりょう)だった。韓信さえいなければ、と項羽は攻め込んでくるが、この王稜にしてやられてしまう・・・。

 

母親を人質にとられた王稜(おうりょう)

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項羽は王稜の母親を人質にとり、王稜を脅迫する。

『見え透いたワナ』という張良は真偽を確かめるために項羽の軍に使者を送り、母親がいることをまず確かめるようにとするが・・・。

 

王稜(おうりょう)の母は自殺する

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 王稜の母親は、『王稜に降伏するように』という項羽の言い分は全く聞こうとせず、項羽に向かって『逆賊』と言い、母親である自分の事で迷うな、と言って自殺する。

 

 母の死を知った王稜は・・・・

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  結果的に、母親救出作戦は失敗し、王稜将軍は激しいショックを受ける。しかし『絶対ゆるさんぞ、項羽』と王稜は言っているがべつに項羽は悪くはない気が・・。