まんが道 13巻
2人をはげます手塚治虫
『どんなに大変でもしめきりは絶対に守る事!』と手塚治虫に言われ、2人は小さな仕事でも懸命にやりとげる。しかし、手塚治虫ってけっこうしめきりをやぶっていたような・・・。私は『コミックトム』というマンガ雑誌を買っていたが手塚治虫の『ブッダ』がしょっちゅうのっていなかったので『あ〜、今回もなしかあ・・。』とよく思っていたものだ。最も読者にとってはそんなに深刻なものではなく、ちょっとガッカリ、ていどのものなのだが。
仕事をことわるようになった2人
ようやく色々と仕事をたのまれるようになるが、しかしこれからは引き受けすぎないように気をつけよう、と2人は決めた。そのために穴をあけてしまった編集者の頼みもことわらなければならなかった・・・。
それでも仕事をくれる牛坂さん
この牛坂さんという編集者が誰かはわからないが、2人に原稿は落とされ、仕事は断られ、という経緯を経ているのにそれでも連載の仕事を2人に依頼してくる。よほど2人を買っていたのか、心の広い人なのか・・。