ホントに効果のあったダイエット ー5キロリバウンド編

朝、寝ていたいがために朝ゴハンを返上し、グーグーと寝ていたところ、5キロやせて

しまったという、夢のようなダイエットが実現し、あれから20年ぐらいたつのだが

いまだにリバウンドはしていない。

 

 リバウンド編じゃないのか?と思われそうだけど、2、3キロリバウンドはしてはいる。さすがに5キロはやせすぎだったようで、何となく貧血のような、力がでない感じになった。だがせっかく5キロやせたということもあり、今までの努力では全く達成できなかった事もあり、「これでもとにもどったらおしまいだ〜」と内心、思っていた。

 

 そしてやっぱり食べればあっさり体重は増えていくのである。当然のことだが。よく巷では、『食べないとかえって太る』みたいなことを言うが、ウソだと思う。食べて太ったのだから、食べるのを減らせばやせるのは当然の事。

 

 しかしそれから苦難の道が始まった(大した苦難じゃないけど)。それほど太っていたというほどではないのに、棚からぼたもちのごとくやせた自分を手に入れると、どうしたらもとにもどらずにすむか、でけっこう大変になることに気づいた。やはり野菜などを意識して食べるようになるがやはり食事が楽しくない。なので途中で「まあ、やせた事だし・・・」という思いも手伝っておやつを食べたりして、またすぐに体重が増えていく・・・のくりかえし。以前のダイエットのくりかえしと全く同じ現実がそこにあった。

 

やせているという結果だけはあるからいいような気もするが、以前と違って何やら深刻さがあるのだ。以前は、やせたいといっても太っているというほどでもなく、もうちょっとやせていればね、太り気味だし、という大して深刻でもなく、悩んでなど全くなかったので、そもそもダイエットはヒマになったら考えるもの、みたいな意識だった。

 

 ところが!現状維持でもこれだけ難しい事を知った今!油断して元に戻ろうものなら

努力してもう一度今ぐらいやせるなど、もはや不可能だということを痛感し始め、2、3キロ増えたり減ったりしても大丈夫な今を維持していたい、というかそれしかない、と思うようになった。そして食べて増え、減らしてやせ、がくりかえされ、少し体調不良になったりもした。

 

 私は、ダイエットは本当に大変だ・・・と徐々に思うようになった。これが

成功しないのは、当たり前だとも思うようになり、医者のような体の専門家でもないかぎりダイエットなんてしないべきだとさえ思うようになった。やっぱり食欲のコントロールは難しいものだ。こんなことで体をこわしたりするくらいならパクパク食べて

死なないていどに太っている方がいいのではないか、という気になった。

 

   しかしなんだかんだで、とりあえずリバウンドなしで現在に至っている。