ホントに効果のあったダイエット ー5キロ番外編

ところで結局、朝ゴハンは今も食べてないのかと言われれば、そうである。

そもそもその方が体の調子が良かったりする。私は、カンタンにやせられたので、しょっちゅう教えてあげたりもするのだが、朝ゴハンを食べる食べないについては、けっこう意見の分かれる

ところがである。

 

 別に、他人の朝食事情をどうこうしようとは思わないのだが、だんだん不思議になってきたことがある。それは、日本には『朝食信仰』のようなものがある、ということだった。私は、やせる前は、朝食を毎日食べていたのだが、今回、あっさりとやせ、体の調子も良くなって、「べつに朝食って必要ないのでは・・・?」と思うようになった。しかし、日本には、朝食信仰のようなものがあって、『朝ゴハンをぬくのだけはやめて!』というような風潮があって、しかも、必ずみんなハンで押したように言うので逆に、そこまで言わなくても、という気がしてくる。朝は、食欲がない、という人も多いので、無理して食べなくてもいいのでは、という気になってくる。

 

 最近、雑誌に『朝ゴハンは食べない方が体の調子がいい』というような特集も見たりするが、お昼ご飯や夕ご飯にはさほど何も言わないのに・・・朝ご飯だけナゼ?と漠然と思っていたが、だんだん謎はとけてきた。

 

 どうやらこれは朝食を食べれば健康になるということよりも、日本の農家を助けようという政治的なプロパガンダのようだ。ようするに、人は昼ゴハンや夜ゴハンは食べるが、朝食は抜く人がけっこういるから、そのときにお米を食べよう!というところから

来ているようだ。日本には和食信仰のようなものもあるけれど、これもそういうところから来ているのかなあ、と思う事がある。しかし、こういうことを政治的にやるのってどうよ、という気がする。

 

 朝食信仰ってけっこう強く浸透しているような気がするのだ。たいていの人は

企業のCMだったら「一週間でマイナス3キロ!」という主張を、うさんくさ〜と

見るのが当然なのに、マスコミや新聞の意見だとむしろ信じるのが普通、みたいな

傾向があるのは、何とも不思議。朝食をとるのが体質的に合わない人だって中には

いるかもしれないのに、『一律、みんなで朝ご飯!』て今時そんなことをやるのは

やめてもらいたい、という感じ。