ウソみたいな本当の話『黒い白鳥』
『ムダな努力をする』ということを外国では『黒い白鳥をさがす』と言うらしい。つまりありえないことを求めている、という意味で使うのだろう。しかし、黒い白鳥はこのように本当にいたりするので、現実は油断がならない・・。ありえないほどの奇跡という意味でも使うらしい。ただし悪い意味で使うらしい。
これは映画です・・・
え〜。これも映画です。別に映画とのコラボをしようと思っているわけではないのだけれど、なぜか同名の映画があるので、またついでに紹介します。
これはナタリー・ポートマンがアカデミー賞をとった作品である。正直、私は予告を観て、観る気を失ってしまった(のせているが・・(ーー;)『あなたの予想は100%くつがえされる』とあったが、『100%想像通りだったよ!』と観て思った。
これだから映画というのは感心しないのだ。ひねりも何もなく、何というか、ものづくりとしてのチャレンジ精神が感じられない。全てがスタンダードというか平凡で。悪い意味での権威主義にはまってしまっていると思う。
中身がからっぽなのに形だけはととのえようとするために、何一つ新鮮味が感じられない。技術的なものは良くなっていくのだが、その方面でも革新的にはならない。つまりすべてがただ無難なだけなのだ。この話も面白いは面白いのだが、すでにできているドラマのパターンを模倣しただけ、という感が否めない。
私はナタリー・ポートマンが好きなので観た、というだけになってしまった。『レオン』の子役をやった女優、といえば思い当たる人もいるのでは?
アカデミー賞をとるような年になってしまったのだなあ、とそちらの方が考えさせられてしまった・・。